友人の60歳の誕生日パーティーに招待され、日本から帰国してすぐに北上。偶然にも、同じ週末にイベントが2件もあったので共通の友人たちと共にパーティーの前後で撮影。2023年10月14日と15日のブログ。

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フランクフルトからICEに乗って北上し、Dammtor駅にてWuppertalから来た友人たち二人と合流。あいにくのクラウドサービスな曇天だったが、到着と同時に旧塗装の218がやってきたので撮影。

なおこの時点ですでに最初の臨時列車が背後にいる。何なら同時入線してた。被られるのが怖い

どうやら臨時列車は乗降に時間がかかっているようで、加速が遅い218ですら先に出発していった。これは最高のチャンス!

と思いきや...

まさかのスコール。この間わずか30秒。

は?

こんなことあるぅ? なんで手前の列車が出発して1分もたたないうちにこんなことになるのさ。

とりあえずハンブルグらしき天気の中、BR470を初記録。私は屋根の下にいたからよかったけど、ホームの端っこで撮影してた方々はずぶ濡れ。かわいそう。

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雨が強まる中、後方からも撮影。こんなにも大雨になるとはだれも想像していなかっただろうね。台車からかなりのスパークが出ていたものの、やはりこの世代の車両は丈夫だから走りには何の影響もなさそうに見えた。

前後で違う行き先が見れるのもまた面白い。3Dモデル作成がはかどる

なお日本旅行から続いてる謎の体調不良がピークを迎えており、なかなか自由に行動できそうになかったので私は先に離脱してホテルで休むことに。

ホテルに向かう前に中央駅だけ経由して撮影。もうちょっと側面からも撮りたかったが、まさかで曇ってしまったので晴れのカットはこれ一枚だけ。なんか悲しいが、記録できただけでも良かったのだろうか。

BR470はこの日で検査切れだったので、再度全検通るまではしばらく見る機会がなさそう。いくら体調が悪くとも、こうしてみることができて十分満足。

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ホテルで少し休んで体調をどうにかしようと頑張り、本来のメインの目的でもあった友人の誕生日パーティーへ。以前も友人といったことのあるレストランの一角が貸切になっていて、鉄道仲間の人たちには最高の展望席が準備されていた。誕生日の人ご本人がこの席じゃなくていいんですか?

以前もツイッターでも何度か登場している友人。彼と初めて会ったのは2019年の渡り鳥ルート廃止直前の列車内で、行きも帰りも偶然にも席が向かい合わせになった奇跡から列車内で会話が弾み、終点のハンブルグに着くころにお互いの連絡先を交換して以来連絡を取り合っていたのがきっかけ。流行り病の影響で会う機会が少なくとも、メッセージのやり取りはずっと続けていたのもあって、再会したときには二人して喜んでたり、そこからよく会うようになったり。今年の5月下旬にフライブルグの団体旅行にも呼んでくれて、いろいろとありがたい機会をいただけたし、新たにいろんな人と知り合うことができたので感謝してもしきれないくらいお世話になってる方です。

そんな交友関係もかなり広い彼が、60歳という特別な歳の誕生日パーティーにこんな私を呼んでくれたことが正直不思議ではあったけど、嬉しいしありがたいことだったなと。後日お会いしたときにたっぷりと感謝を述べさせていただきました。

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日付は変わって翌日、日曜日の午前。この日はハンブルグ地下鉄のDT3型が引退だったので、追いかけに。Wuppertalの二人も一緒に撮影していました。

DT3、今までハンブルグに行くたびになんとか撮影できないかと構えていたものの、なかなかタイミングが合わず記録できたのはこの日が初めて。

私が車両管理を任されていたVT2Eの構造のベースともなった車両だったので、ずっと記録したいと思っていたのがようやくかなったわけです。

サヨナラ運転の臨時列車は、U3号線の外回りを4周するルートで組まれ、Schlump駅では長めの停車時間がありました。

こちらは最初の一周前の段階。だいぶ早い段階で回送され、私たちが到着したころには出発まで30分あるというのにすでにホームでスタンバイ中。

進行方向の運転台にはラストランサボが準備されており、最初で最後にしながらも貴重な記録ができました。

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私達3人は先回りしてLandungsbrücken駅にてスタンバイ。二人は上から撮影するためにホームの上の広場へ、私はホームの入線を撮影するために先端へ。

警笛を鳴らしながら、定刻に入線。警笛というものの、車のクラクションに近い音だったのでちょっとしたギャップに笑ってしまった。

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近くで3人で時間をつぶし、1時間後に来る臨時列車のスタンバイ。今度は三人とも上のプラットホームでカメラを構え、入線ではなくハンブルグっぽい風景を撮影。これでDT4もDT5も記録した角度からDT3も撮影でき、満足できる結果になったので悔いなく中央駅に向かうことができた。そこで二人とはお別れし、私はICEで帰路へ。車内ではぐったりしていたものの、パーティーに参加できたことや面白い車両を記録できたこともあって、今回旅して一切悔いなく終わることができた。今まで何度もハンブルグに行っていたけど、今回の二日間が最高の思い出になったことは間違いない。