2023年冬のダイヤ改正(2023/12/10~2024/06/08)

2023年12月から始まるドイツとノルウェーの新ダイヤの情報です。

当ページでは記事作成段階に公開されている地域の重要な変更点のみを投稿しております。ご利用の地区が見当たらない場合は、情報がまだ公開されていないか目立った変更がない場所となります。随時更新していくため、後日再度ご訪問いただいたうえでお確かめください。ドイツ全土にわたる細かいダイヤ変更などはさすがに取り上げることができないので、予めご了承ください。

リストアップされていない多くの路線において出発時刻の変更が行われている場合があります。ご利用の際には今一度各運行会社の公式ページにてご確認ください。お困りの方や不明な点がある方はお気軽にお問い合わせください。当コンテンツの編集者は NITS-Center(ドイツ部門) / NITS-Norway(ノルウェー部門) です。リンク先に記載されている編集者のSNSアカウントにてお問い合わせいただけます。

最終更新: 2023/12/08 08:00 (追記)

ドイツの長距離列車の主な変更点
・ICの食堂車撤廃
・価格変更。その他チケット関係の変更
・フランクフルト-マンハイム大規模工事
・ベルリン‐アムステルダム速達化
・一部列車の車両置き換え
・カールスルーエ-ライプツィヒ延伸
・夜行列車の新設・延長運転

ドイツの近距離列車の主な変更点
・アーヘンのベルギー行きの列車の大幅変更
・ベルリン近郊の列車増発、駅の変更
・ベルリンのS-Bahn路線変更とキャパ増強
・ブラウンシュヴァイク市電の変更
・フランクフルト近郊の変更と減便
・ハンブルグS-Bahn路線網変更
・ハノーファー近郊の新規路線と増発
・ハノーファー新規路線及びキャパ増強
・マンハイム市電の減便
・ニュルンベルグS-Bahn路線変更
・ニュルンベルグ新規市電路線及び増発
・シュツットガルトS-Bahn大幅減便

ノルウェーの主な変更点
・オスロ-ヨーテボリ便の増発
・オスロ-ベルゲン便の増発
・オスロ-トロンハイムの復興状況
・オスロ近郊の変更点

ドイツの長距離列車の主な変更点

ICの食堂車撤廃

すでに数少ない旧型InterCityの運用ですが、このタイプの車両で運用される列車の食堂車がすべて廃止となります。なかでもロングランナーな運用も多いので、長距離利用の方は事前に駅で購入することを強くお勧めします。
旧型ICで運用される列車はこちらにてリストされております。

価格変更・その他チケット関係の変更

Flexpreisが平均4.9%値上げされます。BahnCard25は最大4ユーロまで値上げされます。また、引き続き早期予約での価格は低めに抑えられるとのことですが、こちらはそもそもの価格が不明なため割と不透明な情報となっております。

Frankfurt - Mannheim 高速線の大規模工事

2024年の夏からスタート予定の大規模工事の影響で、高速列車網が南北に分断されると言っても過言ではありません。
一部ICE路線は上記区間で運休、DarmstadtまたはMainz経由の迂回となります。迂回列車は所要時間が大幅に増える見込みです。詳しい情報は後日追記します。

Berlin - Amsterdam のICが速達化

一部の停車駅が通過となるほか、新型機関車導入による国境での機関車付け替え作業が不要となるため停車時間が減少します。
上記の通り、食堂車が廃止となるため、長時間の乗車の際には事前に購入することをお勧めします。

Hamburg - Praha 便に新型車両導入

ドイツからチェコのプラハに向かう列車の車両がComfortJetという完全新車に一新されます。なお新型車両には食堂車が無く、小型のレストランカウンターにて自分の座席にテイクアウトできるシステムに変更されるとのことです。
徐々に置き換わる予定とのことなので、食堂車をお求めの方はまだチャンスはありそうです。

Frankfurt - Klagenfurt 一部ICE化

現在はオーストリーの客車で運転されている列車のおよそ半分がICEに置き換わります。現在予定されている置き換えはEC114、EC115、EC117の3本で、7両編成のICEに変わる見込みです。

Karlsruhe - Leipzig 延長・増便

現在 Karlsruhe - Stuttgart - Nürnberg を結ぶIC路線は Jena Paradies 経由で Leipzig まで延長運転されます。2階建て車両のIC2での運転となり、2時間ごとの運転を予定しております。

Frankfurt - Milano 便一時休止

本来は新型の車両に置き換わってキャパ増強される予定だったECE151/ECE452でしたが、スイス国内のトンネル事故による封鎖の影響で、2024年4月ごろまでは Frankfurt - Zürich のみの運転となります。

夜行列車の増便・新規路線

Berlin - Paris/Brüssel の夜行列車が新規に誕生するほか、既存の Wien - Brüssel 便は München 経由となります。Wien - Hamburg 便には新型客車が導入される予定です。

撮影者・マニア向け情報

ICE1 (BR401) 長編成の運用情報

来年度は1往復を除いて国内運用のみが残り、こちらも6月のダイヤ改正でさらに減少するものと見込まれます。
詳しい運用回しはこちらにて投稿されています。

ドイツの近距離列車の主な変更点

一部地域にて、列車の到着時刻や出発時刻の変更がある場合があります。

Aachen: ベルギー行きの列車の大幅変更

ベルギー国鉄で運転されるRE29では旧型車両が引退し、新型の客車列車に置き換わりキャパが倍になるほか、現状のSpa行きではなくなりLiege直通となります。
RE18はオランダのMaastricht止まりとなっていますが、ダイヤ改正からこちらもLiegeまで延長されます。

Berlin/Brandenburg: 列車増発、駅の変更

Potsdam Pirschheide 駅が再開業、市電のほかにRB22とRB33に乗換が可能となります。RB33とRB37では週末も60分間隔の運転となり、本数がほぼ倍となります。RB37は時刻がずれることでRE7の乗り換えが便利になります。
ポーランドに乗り入れるRB93は5往復に増強され、全ての列車がCottbus始発となります。
"Flughafen BER Terminal 5" 駅は "Schönefeld" に改名となります。

Berlin: S-Bahn路線変更・キャパ増強

新車導入が完了したことで、S1とS2が6両編成から8両編成に増強。S1とS5はラッシュ時に増発、10分ダイヤとなります。S3ではラッシュ時のOstbahnhof止まりの列車がCharlottenburgまで延長されます。
S26とS85は北側で路線を交換し、BlankenburgにはS26、WaidmannslustにはS85が運転されるようになります。5月ごろからS85はFrohnauまで延長される予定です。

Braunschweig: 路面電車ダイヤの変更(3月より)

3号線のダイヤが統一されるほか、2号線の全列車が中央駅経由となります。4号線は平日夕方及び日曜全日で運転中止となり、バス路線で置き換わります。その他の細かい変更があります。

RMV (Frankfurt近郊): 10-Minuten-Garantieの廃止

今までは10分以上の遅延で返金申請ができましたが、こちらの制度が2024年2月に廃止となります。

Frankfurt: 一部路線の事業者変更・本数増強

現在DBにより運行されている RB40 (Frankfurt - Gießen - Dillenburg)、RB41 (Frankfurt - Gießen - Treysa)、RB49 (Freidberg - Hanau) はHLBに移行され、春ごろから新型車両での運転となります。
新たに Frankfurt - Gießen 間を走行するRB37が誕生。
ライン川沿いを走行するRB10は本数が増え、30分間隔での運転時間が増えます。
11/23追記・新車の認可が遅れるため、2024年春ごろまでは旧型車両での代走が行われる見込み

Frankfurt: 地下鉄と市電の減便

人員不足の影響で、2024年1月27日から減便ダイヤとなります。

主にU5、U6、U7、市電12、14、17、18号線にて本数が減るほか、U5号線と14号線は一部区間にて運休となります。U6とU7は本数減少の代わりに車両の数を増やして運行することでキャパを維持する予定です。減便は一部のバス路線でも行われます。

Hamburg: S-Bahn路線網変更

すべての路線が1桁になり、現S2、S3のルートが変更となります。新規にS5が導入されたりなど大幅な変更が予定されています。詳しくはこちらをご覧ください。

Hannover近郊: 新規路線と増発

Löhne <> Rheine 間を走るRE62が新規に設定。Uelzen <> Magdeburg 間のRE20は統一された60分ダイヤとなり、Wolfsburg <> Hildesheim 間のRE50が30分ダイヤとなります。RE70のMindenの10分停車が短縮されるほか、その他路線でも夜間を中心にいくつかの変更点があります。

Hannover: 新規路線・キャパ増強

新たに13号線が誕生するほか、他の路線のキャパシティが増強されます。車両不足のため、一部旧型車両が復活する見込みです(画像のTw6000)。

Mannheim / Ludwigshafen: 複数路線で減便

人員不足の影響で、12月17日より減便ダイヤとなります。

2号線、7号線、10号線で減便となるほか、9号線は日曜限定運行、15号線は完全運休、4号線、5A号線、8EX号線にて経路変更があります。

Nürnberg: S-Bahnの路線変更

S1、S2とS3の東側の路線が変更されるほか、ダイヤが変更されます。
新しい路線の経路は以下の通りとなります
・S1 Bamberg – Nürnberg – Neumarkt (Opf)
・S2 Roth – Nürnberg – Hartmannshof
・S3 Nürnberg – Altdorf

Nürnberg: 新たな市電路線

新たに10号線(Dutzendteich <> Am Wegfeld)及び11号線(Gibitzenhof <> Tiergarten)が導入されます。また現行路線含め列車の増発が行われ、市内の大部分で平日の日中に5分間隔、週末は10分間隔と現行ダイヤのほぼ倍となります。

Stuttgart: S-Bahnの大幅減便

平日の15分間隔ダイヤはすでに19時台に30分間隔ダイヤに切り替わるほか、土曜日の15分間隔ダイヤは消滅、終日30分間隔での運転となります(S6/S60号線を除く)。
なお減便となる代わりに列車の長さが延長されるかどうかの情報は現在まだ出ておりません。

撮影者・マニア向け情報

Krefeld - Neuss (RB37): 旧型車両による代走

2024年1月8日から12月のダイヤ改正まで、RB37にて旧型客車を使用した代走が予定されています。こちらの措置は傲慢的な車両不足によるものだそうです。
バリアフリー対応な車両が使用されるかは現段階では不明です。

Frankfurt: BR111 & BR143 の復活

機関車不足の影響で、両形式が当面の間復活することとなりました。現在ではBR143は Frankfurt <> Limburg 間の RE20 / RB22 の一部運用に、BR111は Hanau <> Friedberg <> Gießen 間のRB49で代走しており、ダイヤ改正後にはBR143はそのまま続行、BR111がFranfkurt <> Mannheim 間のRE70に入ることが計画されています。ダイヤの都合上、変更になる可能性があります。

Nürnberg: x-Wagen完全引退

ダイヤ改正前日となる12月9日にラストランが行われます。運転情報はこちらにて投稿しております。

ÖBB-Talent: 新たな代走運用

ÖBBが拒否したTalent3が、ドイツ国内の代走運用で運転されています。ダイヤ改正では新たに Halle <> Kassel のRE9を中心に、Halle近郊の路線でも使用される予定です。
当形式は2等車のみのモノクラス車両なので、ダイヤも比較的探しやすいかと思われます。

ノルウェーの主な変更点

ノルウェーのダイヤ改正情報です。引き続き、夏の大雨による不通区間が多い影響で一部区間の運転取りやめが続くほか、暫定ダイヤやバス代行も多くみられます。

Oslo - Göteborg 便の増発

上記区間の列車の本数が増え、2時間に一本の間隔になります(現状は3時間から4時間に一本)。

Oslo - Bergen 便の増発・Bergen方面の増発

現状は一日4往復が設定されているオスロ・ベルゲン便は6往復に増加します。また、Bergen - Arna 間の複線化工事が終わり、この区間の近距離列車は15分間隔での運転となります。

Oslo - Trondheim 間の復興状況

夏の自然災害の影響で不通となっている幹線ルートですが、ダイヤ改正までにバス代行区間が短縮され、Fåvang - Ringebu 間のみの代行となる見込みです。よって、Trondheim側からはRingebuまで、Oslo側からはFåvang(一部列車はKvitfjell)まで列車で運転し、橋が流された Ringebu - Kvitfjell 間のみバスでの代行が行われる予定です。なお夜行列車は引き続き運休となる予定です。

L2号線の列車増発

現状では30分間隔のL2号線の土曜ダイヤは、改正より倍増して15分間隔となります。また、平日のラッシュ時に走行する速達便はSkiまで延長されるほか、速達便の名称がL2Xになります。

撮影者・マニア向け情報

Type70型の運用復活・その他車両の移行

本来は去年の改正で全列車廃止予定だった70型ですが、車両不足と本数増加の影響か再び定期運用に戻る見込みです。Lillestrøm行きの設定が増えたため、約10年ぶりの乗り入れとなります。
ほかに、L1号線とL2号線の車両を一部入れ替えて運用する見込みもあり、両路線にType69型とType72型が混在することになります。

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