シュツットガルト新中央駅、25年末は暫定開業か
地上ホームから地下ホームに移設する予定だったシュツットガルトの新しい中央駅。開業は未だに2025年12月とされているが、一部列車は引き続き既存のホーム発着となることが分かった。
主に新信号システムのETCS換装が進んでいないことが理由とされている。新しい地下ホーム及びバイパスのトンネル区間はETCSのみが設置される予定で、通過する列車のすべてに設置する必要がある。既存の車両に追加設置を行う作業はすでに2年ほど続いているが、開業予定の2025年12月までには終わらないと判断された模様。
詳細な運行予定はまだ発表されていないものの、新たなるトンネル区間を走行する列車は1時間に上下8本程度となる見込みとのこと。どの路線が対象になるのかなどは発表されていないが、現在暫定的にWendlingenを発着するIRE200が新駅に乗り入れることになる確率は高い。そうすると、StuttgartとUlm間のアクセスが大幅に改善される。
シュツットガルトの中央駅は現在でも工事の影響で使いづらい状況となっており、地上ホームからS-BahnやU-Bahnの乗り換えも早歩きでさえ5分以上はかかる。また、信号システムの追加設置による列車の代走も継続されると思われるため、旧型車両による運行で一部列車が引き続きバリアフリー対応ではない便となる。
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