BR101、廃車が一気に進む
InterCityの運用が激減した2023年12月のダイヤ改正。客車の多くが引退するとともに、BR101型機関車もかなり運用から外れた。2月中旬には8両が一斉に廃車回送、6両が疎開留置に。
※2月16日追記: 廃車回送に2両増えたので情報を修正
以前からBR101型の動向を追っているが、2024年2月中旬に計10両が解体現場へ廃車回送、6両が疎開留置となった。RailAdventureによってハンブルグから回送された8両は012、037、044、070、073、096、124、143、ブラウンシュヴァイクから026と144の2両の合計10両。ほぼ同時にライプチヒへ疎開留置されたのは008、024、062、082、114、125の6両。中でも008号機は以前からハノーファーの訓練車としても使われることが多かったが、ダイヤ改正直前の2023年11月には頻繁に運用に就いていた。
1月下旬にもすでに3両が解体線へ搬入されたばかり。今回の廃車回送と疎開留置により、かつては145両もあった形式は運用に就く車両が81両に減少。
2月中旬現在、13両が解体待ち、37両が休車中となっている。16両が解体済みであり、2024年12月を過ぎるとさらに解体が加速すると思われる。
解体された車両のリストはこちらにて公開中。
なお休車や解体に車番的な法則性は無く、おそらくは検査切れか走行距離によって運用から外れている模様。
その他のニュース記事
- #NITSnews: WhatsApp公式チャンネルこの度、WhatsApp公式チャンネルを作成しました。より早く情報をゲットでき、ツイッターのように他の投稿に埋もれずに重要なトピックのみをピックアップした2種類のチャンネルは、9月9日からご利用いただけます。
- #NITSnews: Taunusbahn、17kmの電化工事の認可一昨年にはディーゼル気動車から水素電車に切り替わった路線だが、この度、Taunusbahnの電化工事を開始するための認可が下りた。
- #NITSnews: 長距離列車の減便、7月16日から主に人員不足が原因で、サッカーのリーグ戦が終了する7月15日から複数路線にて運休が見込まれることが分かった。
- #NITSnews: 7月以降の大規模工事一覧ケルン、フランクフルト、ハンブルグだけでなく、ドイツ全域に影響すると言っても過言では無い次元で、数か所にて大規模工事が行われる。
- #NITSnews: サッカー大会の取り組みと臨時列車6月14日から7月14日にかけてサッカーのヨーロッパリーグが開催される。利用者増加が見込まれるため、各種地域にて臨時列車が増発されるほか、特殊な制限がかかる場所もある。