地下鉄2路線が3週間に渡って運休。2022年9月撮影

フランクフルト、大規模工事で地下鉄運休

信号関連の工事で、イースター休暇を使って工事が行われる。作業を迅速に進めるために、3週間ほど地下鉄が運休、市電で運休や迂回などが設定される。

工事が行われるのは、フランクフルト地下鉄でも重要なU4・U5号線の区間。トンネル内およそ14キロメートルほどに渡って、電気供給に欠かせない架線や列車の高頻度な運転に必要不可欠な信号関連の設備更新が予定されている。2023年にも行われていたが、今年は2024年3月23日から4月15日までを予定している。

地下鉄の工事に伴い、地下鉄駅に近い区間を路面電車とバスで代行運転を行う。そのため、一部の路面電車線は区間運休や迂回となる。

U4号線の区間はほとんどが市電代行となり、10号線が臨時設定される。運行経路が異なるほか、所要時間が増加するため、場合によってはU6/7及びS-Bahnを使用することをお勧めする。

U5号線はKonstablerwacheからPreungesheim間にてバスでの代行運転となる。なお各方向で一部停留所が異なるため、事前に確認することをお勧めする。

上記の変更により、市電14号線が区間運休となる。本来のルートは Gallus <> Hauptbahnhof <> Römer <> Zoo <> Ernst-May-Platz だが、中央駅より東にあたる区間が全面運休となる。列車はGallusから中央駅南口を経由してGutleutの車庫前の短いルートでの運転となる。

代行市電として設定される10号線は、U4号線のほか市電14号線の代行手段でもあり、Westbahnhof <> Hauptbahnhof <> Römer <> Konstablerwache <> Bornheim <> Zoo の臨時ルートでの運転となる。なお14号線が東側で運転されないことにより、Allerheiligentor / Ostendstraße <> Zoo 間の移動手段は徒歩のみとなる。

代行手段となる10号線に関しては高頻度の運転とはいえ、大幅な混雑が予想されるため、S-BahnやU-Bahnなどが使える手段がある方は極力市電を避けることをお勧めする。

すべての情報が一枚にまとめられたファイルは公式ページからダウンロードできる。

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