Darmstadt市電車両に大きな変化か
DarmstadtのST7、ST11、ST12とがすべて一斉廃車されるとのこと。2024年内に全車両を廃車する見込みで、保存対象はST7の31号編成のみとなっている様子。ST11、ST12の保存車が無い可能性が出てきた。 なお以前保存対象だった25号編成は2022年6月の追突事故の影響で大破したため廃車される。
今回の措置は、新型車両のST15の搬入に伴って留置スペースが足りないことによって取られた行動とみられる。
なお新型車両のST15ことStadler製のTINAだが、搬入されてからしばしば問題を起こしているようで、2月上旬には急遽全編成が運用から離脱する事態も。すでに車両不足で運休などが発生しているところに追い打ちをかけた。
バリアフリーではないST12は基本的に低床車両でもあるSB9付随車を連結しているが、こちらも本数が足らず、一部列車ではST12が単体で走行する異例の事態が発生している。
そんななか、2月中旬にはST12から3本の廃車が発生し、旧型車両の置き換えが本格的に始まったとみられる。
原因は不明だが、ST11の最後の一本でもある8210編成が久しぶりに出庫し、市内で乗務員訓練を定期的に行っている。またST7の31編成は現在も通学運用で平日に運転されており、しばらくは営業運転に就く姿が見られると思われる。
2月中旬現在、新型車両のST15は平日に日中運用5本ほどで運転されている。固定の運用は無いため、他の形式と混同でランダムな運用が組まれている。
その他のニュース記事
- #NITSnews: WhatsApp公式チャンネルこの度、WhatsApp公式チャンネルを作成しました。より早く情報をゲットでき、ツイッターのように他の投稿に埋もれずに重要なトピックのみをピックアップした2種類のチャンネルは、9月9日からご利用いただけます。
- #NITSnews: Taunusbahn、17kmの電化工事の認可一昨年にはディーゼル気動車から水素電車に切り替わった路線だが、この度、Taunusbahnの電化工事を開始するための認可が下りた。
- #NITSnews: 長距離列車の減便、7月16日から主に人員不足が原因で、サッカーのリーグ戦が終了する7月15日から複数路線にて運休が見込まれることが分かった。
- #NITSnews: 7月以降の大規模工事一覧ケルン、フランクフルト、ハンブルグだけでなく、ドイツ全域に影響すると言っても過言では無い次元で、数か所にて大規模工事が行われる。
- #NITSnews: サッカー大会の取り組みと臨時列車6月14日から7月14日にかけてサッカーのヨーロッパリーグが開催される。利用者増加が見込まれるため、各種地域にて臨時列車が増発されるほか、特殊な制限がかかる場所もある。