リューベック

旧市街の入り口にあるHolstentor。 Photo by: NITS-Center

マジパンと港で有名で、「北への門」の名を掲げる街、Lübeck。2006年製の2ユーロコインにも刻まれているHolstentor(ホルステン門)をはじめ、様々な歴史的重要な建造物を見ることができます。欧州の港町らしく、赤レンガで建設された建物が多く、建築的にもかなり面白い街です。

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駅から徒歩10分ほどで辿り着ける旧市街地は観光スポットが多く、港町だからこそ見ることのできる煉瓦造りの建物は必見です。普通の家には玄関口のそばに塩を貯蔵するための地下の入り口もあったりするので、他のドイツの都市で見る古い建物とは違った楽しみ方がありそうです。

Lübeck-Travemünde(トラーヴェミュンデ)もリューベックではありますが、中央駅から列車で20分ほど離れている場所にあります。同じリューベックでも場所によっては中心地からかなり遠い地区もあるので、ホテルのブッキングなどの際にお気を付けください。

おすすめ見どころ紹介

Niederegger(ニーダーエッガー)などから販売されているマジパンは「Lübecker Marzipan」(リューベッカー・マジパン)として商標登録されており、街中にはマジパンを専門としたお店やNiedereggerのカフェも。甘党の方々にはぜひ行っていただきたい街です。また、中心部にある「Café Erdapfel」は名前の通りジャガイモ料理を扱うお店なのですが、具材をサンドするような形で出てくる大きなジャガイモも一風変わった面白味のある料理なので、こちらもおすすめです。

市内の交通手段

中心地でもある旧市街は駅から徒歩10分ほど離れていますが、各バス路線も走っているので特に不便には感じないと思います。なおLübeck-Travemündeをはじめ、中心部から離れた土地は思いのほか離れていることもあり、RB86など列車を利用することをお勧めします。

交通アクセス

各地よりICやICEのほかにも、Kiel、SchwerinやHamburgなどの大きい都市から、さらには国境を越えたポーランドのStettin(シュチェチン)からもREやRBで乗り換えなく行くことができます。主な路線の時刻表は以下のとおりです(すべての路線ではありません)。路線番号にクリックすると各運行会社のダイヤページに飛びます。
RE4: Stettin(PL) - Pasewalk - Güstrow - Bad Kleinen - Lübeck
RE8/RE8X/RE80: Hamburg - (Ahrensburg) - Bad Oldesloe - Lübeck (- Lübeck-Travemünde Strand)
RE83: Lüneburg - Büchen - Lübeck
RB84: Kiel - Eutin - Bad Schwartau - Lübeck
RB85: Neustadt - Oldenburg (Holst) -  Lübeck
RB86: Lübeck - Lübeck-Travemünde Strand