ハンブルク

Landungsbrücken駅から見た、ハンブルグの観光スポット盛りだくさんな風景。 Photo by: NITS-Center

北の大きな港町、ハンブルグ。赤レンガ倉庫の立ち並ぶエルベ川沿いの地区をはじめ、市庁舎付近の建築や眠らない街・Reeperbahn(レーバーバーン)など見どころも多く、飽きることのない大都市の紹介です。

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世界最大の鉄道模型展示「Miniatur-Wunderland」(ミニチュア・ワンダーランド)もあることで有名な大きな港町Hamburg。Elbphilharmonie(エルブフィルハーモニー)をはじめ、いろいろな観光スポットもあり、少なくとも二日ほどは計算に入れたほうがよさそうな場所です。

水に近いためか海鮮料理を扱うお店も多く、少しばかり日本にいるような感じになりますね。町のいたるところで売っているFischbrötchen(フィッシュブロートヒェン・魚パン)も試してみてはいかがでしょうか。

なおドイツ全国の夏休みが重なる8月ごろは中央駅はじめ公共交通機関が大混雑することもしばしばあり、2022年の8月は中央駅が混雑で封鎖になるくらいでした。避暑地を探しに水辺に赴くことも夏の楽しみではあると思いますが、夏場に訪れる際や乗り換えを計画されている方は大幅に余裕を持った行動をお勧めします。

おすすめ見どころ紹介

実は一部のフェリー路線は公共交通として設定されているので、Deutschlandチケットでも乗「船」できます。そのうち72号線はElbphilharmonieとLandungsbrücken(ランドゥングスブリュッケン)を行き来しますが、Elbphilharmonieを水上から見れる貴重な機会です。ほかのフェリー路線でもたくさんの見所があるので、お時間ある方は全路線制覇を目指してみてはいかがでしょうか。

Photo by: NITS-Center

Altona(アルトナ)地区には新興住宅街があります。もとは貨物ターミナル及びビール醸造所でしたが、現在は一部の遺構を残して新規に開発されています。
残っている建造物の中で特におすすめなのが、Kleiderkammerの中にあるレストラン「Blaue Blume」です。料理もおいしく、窓際やテラス席から見える景色もなかなかにおすすめです。

市内の交通手段

市内はS-Bahn、地下鉄とバスが高頻度で運行されているので、移動は楽です。U3号線はLandungsbrückenとRödingsmarkt間の3駅はトンネルから抜けて高架線を走行し、車窓からフィルハーモニーや港が見えるので雨の日でもぬれずに観光できる区間です。また、バス111号線はフィルハーモニーや魚市場などの観光名所を巡るために最適な観光路線バスで、始発から終点の50分ほどでハンブルグのメインスポットを回ることができます。どちらに路線もD-Ticketで乗車可能です。

交通アクセス

各地よりEC、ICやICEのほかにも、RBやREが走っております。主な路線の時刻表は以下のとおりです(すべての路線ではありません)。路線番号にクリックすると各運行会社のダイヤページに飛びます。
RE1: Rostock - Schwerin - Büchen - Hamburg
RE3/RB31: (Hannover - Uelzen -) Lüneburg - Harburg - Hamburg
RE4/RB41: Bremen - Buchholz - Harburg - Hamburg
RE5: Cuxhaven - Stade - Buxtehude - Harburg - Hamburg
RE6/RB62: Westerland (Sylt) - Niebüll - Husum - Itzehoe - Elmshorn - Hamburg
RE7/RE70: Flensburg - Rendsburg - Kiel - Neumünster - Elmshorn - Hamburg
RE8/RE8X/RE80: Hamburg - (Ahrensburg) - Bad Oldesloe - Lübeck (- Lübeck-Travemünde Strand)