ドイツの中心部にて重要な乗換駅でもあるフランクフルト中央駅。2022年2月撮影

フランクフルト中央駅付近、週明けから6週間も混乱の見込み

指令室の人員不足によって、過去にも数度にわたって一部方面の線路が封鎖された中央駅周り。週明けから複数路線に影響が出る様子。

2024年2月16日のお知らせによると、中央駅、南駅、西駅、Höchst駅の4か所にて指令室の人員が不足。鉄道網の「脳」の部分と言っても過言ではない指令室は列車が運転できるに不可欠な部分だが、司令員がいないと列車も当該区間を走行できなくなる。

現段階では、毎日20時以降で中央駅から西や北方面に向かう列車に大幅な制限がかけられ、一部路線では区間運休となる。
RE20/RB22はHofheimにて打ち切りとなり、Hofheim - Limburg間のみの運転となる。RB12 は Königstein - Höchst 間の運転となる。S1は減便運転となり、30分毎の運転となる。RB34はBad Vilbelで打ち切られるほか、RB40/RB41はFriedbergで折り返しとなる。

上記の通り、中央駅そのものも含まれているため、特にドイツ全域各方面から発着する長距離列車にも影響が見込まれる。一部列車は中央駅に停車せず、フランクフルト空港駅及びフランクフルト南駅に臨時停車となる可能性もあるが、長距離列車に関する情報は現段階では公開されていない。

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