12月26日、クリスマスの祝日の2日目。私は朝6時出発し、はるか南のStuttgartへ南下。この日は臨時列車がコンボイで運転されるとのことで、再びMiharashiさんと合流して撮影へ。

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中央駅に到着して早速、遠目に代走の111を発見する。いざ機関車まで行くと、残り数の少ないサボ受け付きBR111だった。

久しぶりだな(前回の訪問時以来二度目)

ほかにもTRIによるn-Wagen代走なども撮影していたら、イベント時間ギリギリになったので場所を移動。

撮影場所のMineralbäderへ移動。準備段階で面白い構図が撮れたので紹介。4編成とも厳密には同じDT8という形式ではあるものの、良く見ると全てバラバラだったりする。一番わかりやすいのは連結器周りだろうか。ほかにも細部が違うところが多く、ぱっと見で気づかない違いが多い。

んで気づいたらMiharashiさんと私だけだった撮影場所もいつのまにかざっと20人くらいの大軍。多くね?

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さぁ始まりましたコンボイ運転。もうちょっと近い間隔で一気に来るかと思いきや、信号関係の影響でかなり距離を取っての運転。しかも営業列車が途中に紛れ込むし。

パレードの先頭を切ったのは一番古い418号車。

このあとは851号車と付随車、その後ろに276号車と802号車が続きますが、構図被り回避のため後ほど別の撮影場所で紹介。

エスリンゲン人。そう、コアなファンの彼らはこのエスリンゲン製の車両を見るたびに口を揃えてエスリンゲン人と言う。

さぁみなさんお待ちかね、本家GT4のお通りだ

GT4を見るのは福井以来2か月ぶり。そうです、タイトルがこんな意味分からんことになっているのは福井に繋ぎたかったからです。

しかも最初のコンボイでは重連での運転。

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そしてなんとサプライズで登場した、旧塗装イメージのラッピング車両。かっこよすぎないか、誰だデザインした人。神か

Miharashiさんとも話したが、これは是非とも3Dモデル作りたい。鉄道模型として再現するには黒のラインがなかなか難しくなりそうではあるが...

さて、撮影場所を変えて返ってくるコンボイを撮影。418号車は先ほど紹介しているので、2本目の851号車と付随車軍団を。

多分この車両がラッピングの基準になったのだろうか、帯の太さからしてこいつなんだろうなと。しかしまあかわいい小さい車両一両が同じような車両をもう2両も引っ張ってるの、いいですね。

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さて、途中に紛れ込んだクリスマス電車。なぜうち(ふらんくふると)ではこういうことをやらないのか。

しかし黄色ベースですっぴんでも十分目立つのに、それより目立つラッピングをよく作り上げたな。

さて、旧塗装ラッピング。

全部この塗装にしないかね、SSB?

ちょっと前面のロゴが大きすぎるかなとは思うけど、全体的なデザインとしてはかなり纏まっているし目立ちすぎず地味過ぎずとちょうど良いラインを責めている。

この後は一旦市電博物館に行き、もう一人の知人に車庫を案内してもらいながら昼食。

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13時台は一気にすべての臨時運転が出庫するタイミングだったのでスタンバイ。最初に出てきたのは851号車と付随車1両だったのだが、かなり乗客がいたためか276号車も続行で運転。最初から3両編成にしなさいよ。

表も裏も車の被りゼロ。

最 高 じ ゃ な い か

背景のレンガの建造物もいい味出してくれており、なかなかによいシーンを記録。

さて、数分置いて出発した276号車。幸いにも車に被られず、単独運転でカーブを曲がってくるシーンを記録。

この後は車に被られてしまったのでこれ以上手前での記録は壊滅的。Miharashiさんは私よりもっと交差点よりで撮影していたものの、車に被られて撃沈。ダメだこりゃ。

このあと出庫してくるGT4の記録に向けて、撮影場所を移動。

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いざGT4待ちしていたら、なんと偶然にも対向のGT4が軽く遅れて到着。同時に交差点に突入するかと思いきや、先に対向だけが出発。これはもう横並びが確定。そのチャンスを逃すまいと、カメラのシャッターを切りながら安全を確認して2編成並びを撮影。これこそ本日のハイライト。もう十分満足。もう帰る(帰らない)。

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いやぁ、最高のタイミングが記録できた。632号のほうは信号待ちだったので、素早く横断部分から離れて信号開通を待つ。点滅する踏切部分の信号、背景に消えてゆく629号と共に632号の出発を撮影。

もう悔いは無い。もう帰る(帰らない)

...このまま福井に直通しません? 福井にもっとGT4増やしません?

またまた場所を変えて、今度は802の出庫を記録。GT4の先代の車両ともいえるこの車両、形状は違えど面影はなんとなくある。

屋根上もかなりすっきりしている車両、いいですね(語彙力)。こちらはGlühweinexpress(ホットワインが提供される臨時列車)として運行され、市内を回る列車として運転されたようです。経路知らなかったから後で偶然遭遇してびっくり...

このあと、GT4を公園の池を手前に俯瞰で撮影したのですが、こちらはMiharashiさんの提案で記録したので、こちらでは紹介せず。かなり良い一枚にはなりました、ありがとうございます。

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場所を再度移動してStaatsgalerie。半分地下駅という特徴的な構造でもあり、路面電車用のホームが無い地下鉄駅として最近誕生したばかりなので、当駅通過せざるを得ないわけですが、これまた不思議な光景。

さあ、帰りの列車の時刻が迫ってきました

このあとは中央駅に移動して、この後に続く一周で終了しようと準備。とりあえず中央駅の地下ホームへ行き、その場でスタンバイ。

臨時列車、到着。

車 両 ち っ っ っ っ っ さ

停車位置目標のプレートが入っていしまったものの、やはり隣同士並ぶとこのサイズの違いがよくわかるもんですね。この並び、あのラッピング車両と撮影してみたいもんですね。

出発まで見送って、これにて市電の臨時列車撮影終了。エスリンゲン人、2か月ぶりになれました(そういえばエスリンゲン人とエスリン原人、表記的にはどちらが正解...?)

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地上ホームに上がってみれば、n-Wagenの代走列車が二本も。車体を見てわりときれいだなと思っていたけど、バッファの油の塗具合を見るからに、検査明けなのかな...?

さて、私の帰りの列車はというと...23分発の予定が、24分に入線。あんた当駅始発だろ。フランクフルトには乗り換えには影響が出ない程度の遅延で到着し、そのまま家に帰還。

かなり充実した一日でした。そういえば祝日でしたね...メリクリ。