東京、大阪、名古屋と大きい街のそれぞれの違いもなかなか面白いもので、街の作りや住んでいる人の生活にも違いがあったり、文化の違いなどもある中、やはり鉄道にも違いが表れるものだなと観察して気づいた。部分的ながらも、大阪滞在の期間をメインにまとめてみた2023年10月4日から8日のブログ。
東京から大阪方面へ移動する際、ドイツから留学で名古屋に来ている友人に会いに途中下車(というか駅前のホテルに一泊)。解散してから少しばかり撮影しようと名古屋の在来線ホームで軽く記録。
名古屋周りのJR線は駅間が長かったりすることもあるからか、扉は一両に3か所で座席数を多めに確保しているのだろうか。東京近郊ではなかなか見なくなった光景のような気もする。人の量ももちろん違うが。
なんか211系がいるなぁと思って記録。周りに数人ほど撮影者がいたのでもうそろそろ引退だったりするのかなぁなんて思ってたら、後にこれが名古屋乗り入れ(?)中央西線運用(?)が最後の日だったらしい。どんな偶然を引き当ててるんだか。
ちなみに裏で被っているのは383系のトップナンバーです。相変わらずのトップナンバー引き率。
時系列少し前後して、友人と合流する前の市営地下鉄。トップナンバー...
駅のホームも寂れた感じがいいですね。ここに名鉄車が来てくれればなおさらよかった。
さて、珍しいことに私が合流場所を間違えるという事案が発生し、この駅には無駄に降り立ったことになりましたが後に無事に合流。ごめんよアドリ...
翌日、新大阪に移動。ホテルに荷物を置いて再出発したところ、トワイライトに偶然遭遇。跨線橋に立ち、出発まで見届けました。思ったよりディーゼルエンジンがうるさいんですね...瑞風は今回が初めて。先頭形状含め、なかなか面白そうな車両ですが多分乗る機会は一生無さそう。
京都を経由して大和西大寺へ。特に理由もなく、ただただ毎度の如くここを行きかう列車が見たかっただけ。この数の分岐器、良くも運行に支障出さずに動いてるよなぁと感心しながら、頻繁に通過してゆく列車を眺める。形式ほとんど分からん、これが近鉄。
...これがドイツだったらほぼ毎日分岐器故障で列車遅れるだろ。
分岐器に目が行きがちだが、それだけ線路があるということは架線もかなり多いわけで、こちらのごちゃごちゃ感もドイツではなかなか見ないようなカオスっぷり。
なんか撮影者増えてきたなと思ったら、まさかで検測車が出庫してきた。相変わらず何を引き当ててるんだ私は。
...ヤラセに見えるかもしれないですが、マジで何も下調べせずに適当に歩いてます。
こちらの検測車、記録どころか目撃するのも初めて。かわいらしく短い2両編成で出てきて、大量の分岐器を超えながら大阪方面へ出発して行きました。
昼食を済ませ、生駒方面へ。大阪メトロの古めの車両が引退する可能性が高いから記録しておけと仲間たちに言われていたのでちゃんと待機。ドイツに戻ってから一ヵ月経ったころに年度内に引退との情報をキャッチし、本当に撮っておいてよかったと思った。
この日は少し早めに切り上げて、ホテルで休んでから夕方にRTMメンバーとオフ会。
翌日には南海電鉄で天下茶屋駅で定点観察。日本では携帯番号も持っていないので6000系のリバイバルの運用情報なども特に確認できず、のんびりとなんか来ないかなぁ程度に撮影してました。
一見普通の光景でもあるこの複々線区間の列車の行き来、ドイツの方々にはなぜか大人気。聞いたところ、「列車がいっぱい走ってるし周りの建物は高いし架線中のごちゃごちゃ感が日本ぽくて好き」だそうです。言われてみればなんとなくわかる。確かにこっちでの撮影に慣れていると、日本での撮影は特に建物の影や架線柱の影響でかなり難易度が高く感じてしまう。とはいえ、それが日本らしさを出しているのかもしれない。
さて、二日連続で中央線へ。一度は見てみたかった、この斬新なデザイン。ドイツで見せたら「いつもやってる3Dモデル?」なんて聞かれるくらいには信じがたい車両デザインらしい。
確かにインパクトが強く、なかなかに面白い前面形状だなと思う。んで前面非常口ってマジで半分なんですか。乗車は叶わなかったとはいえ、今後増えていく車両でもあるからまだ機会は十分ありそう。
どちらかと言えば、24系と20系の両方に乗車できてよかった。どちらももうじきいなくなると聞いているので、記録も乗車もともにクリアできてなにより。
...さて、やることが無くなった。
結局また夕方までふらふら回って撮影。この後は御堂筋線も記録し、別のRTMメンバーと飲み会。
時系列は前後するものの、初めて阪堺電車にも乗車。なかなか味のある路線だったので、今度はがっつり撮影してみたい。下見程度に窓の外を眺めながら揺られてきました。
こんな大都会のビルの間をとことこ走る小型の車両、ギャップがあっていいですね。本数が少ないのがネック。
翌日、京都でフォロワーのIsuzuちゃんとオフ、のちに神戸まですっ飛んでフォロワーのおはこちゃんとオフ。
神戸は前回の1月の日本旅行の際に鉄道メイン出来ているので、今回は街の観光をメインに一周。
この日は天気もかなり良く、メリケンパークも賑わっていた。元町の商店街を歩いて日本最古のエレベーターを見たりなどなど。
日本の各地に行って、こういった記念碑というかメモリアルパークがあると自然と立ち止まってしまう自分がいる。
こちらは阪神・淡路大震災の遺構の一部。右側の整備されている部分が当時の風景などを残している壁面となっており、石碑の配置の構造の影響なのか、賑やかなメリケンパークの騒音もかき消されてこの一角だけ波の音だけが響く。
ちゃんと調べてから行けばよかった話ではあるが、次回立ち寄るときには「人と防災未来センター」も行くべきだなと思った。私がドイツで語りたい日本は観光要素だけでなく、こういった過去のお話も語り継いでいきたい。
ハーバーランドからポートタワー方面を眺める。
おはこちゃん「工事中ずっと白いのにまかれてるからトイペタワーゆうとるのよ」
マジでトイレットペーパータワーだわ。どちらかというとキッチンペーパーとトイレットペーパーの組み合わせ?
どうやらこの姿も、これを書いてる12月にはすでに見納めのようで(?)。ということは次回行くときにはここからまた別の風景が見えるのだろうか。
御二方、ありがとうございました。
時系列がかなりバラバラになりますが、神戸の翌日は福井に行っております。こちらは次のブログ記事で個別に取り上げております。
福井の翌日は広島へ。その前にくれすとさんが南海6000のリバイバル車両の運用を確認してくださり(助かりました、ありがとうございました!)、新幹線に乗る前に撮影。
東京では新しい車両が大量に走っているイメージが強い中、関西方面ではこうやって古い車両を使い続けている印象がなぜか強く、南海6000系のコルゲートなどがその印象をより強めにきている気がする。色のない銀色だけ、これもまた渋くていいですね。
さて、予告通り時系列的にはこの後は広島へ向かうのですが、先に福井に日帰りで行ったときのブログが挟まります。広島はそのあとすぐに続きます。