今までは本州からは沖縄にしか脱出したことのなかった私、ついに北の大地へ。気候の違いの影響もあるのか、普段は見慣れないような車両に囲まれながら、初めて見る景色を味わいつつ街の構造や路線の作り、さらには車両自体にも目を向けてみた、2023年9月28日から30日のブログ。

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宇都宮から仙台へE2系に乗車。なんとグリーン車貸切。本来は仙台から新函館北斗はグランクラスで行くつもりが、なんと満席(´・ω・`)。泣く泣くグリーン車で北上することに(十分豪華)。

冒頭にもある通り、本州以外の島は沖縄しか行ったことのない私。ついに青函トンネルをくぐって北の大地へ。トンネルに入る瞬間に「青函トンネル窓あれよぉ」のラーメンズのフレーズを思い出して、マジでそうだよなと思いながら数分。ぼんやりと竜飛海底駅の通過とかも見ながらのんびりしてたら、あっという間にトンネルを抜け、気づけば終点の新函館北斗に到着。

同じくらいの時間をかけて、特急で札幌へ。距離は倍くらい違うのにぃ...

札幌に到着。もう真っ暗じゃん。

ホテルにチェックインして、友人たちと合流するまで札幌市電の偵察。街の観光しなさいよ

下調べを全くせずに行ったもんだから、どの形式が何両いるとかどういった路線だとか撮影地とか何一つわからない状態。把握していたのは、車両バリエーションと復刻塗装がいること。適当に立っていれば全形式撮れるでしょと思っていた私。

とりあえず初手に一番古い車両を引き当てており、幸先は良いほう(なのか?)。

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新型車両も記録。まぶしい

基本的に路面電車は低めのポジションから撮影する私、ポラリスとシリウスのライトの高さがちょうどレンズの高さにあたるんですね。二番手、目潰し。

登場したときにはほかの札幌市電の車両とは違ってモノクロで面白味が少なそうだなと思っていたのが、実際に見てみると、なるほど、今の札幌の風景にはマッチしているのかもと思ったり。でもまぶしい。名前の如く。

無事にやっぴちゃんと由乃ちゃんと合流して夕飯。

次の日の午前、札幌駅から一つとなりの苗穂駅へ。車庫もあり、列車も頻繁に来るので撮影が飽きない。

謝罪・駅名標にはっきりと「サッポロビールミュージアム」って書いてあるのに、頭が回っていなかったのかそこに行くことなく帰ってきました。次回にお預け

ところで入替を行っているこのディーゼル機関車、車番がなかったんですがこれって構内だけで使うための車両なんですかね。謎に小さいころから模型で持っている車両を実際に見ることができたのでほっこり。

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こうやって普段は見慣れない車両を眺めているだけでも楽しいし、関東や関西とはまた違った味わい方を楽しんでるしゅうさん。この時もまだビールミュージアムの存在に気づいておりません。画像の通り、2編成しか存在しない735系も遭遇はしているものの、まともに撮影できずに終わったので今度また札幌に行く必要がありそうですね。えぇ、ビールミュージアム含めて、ね。

ドイツに帰ってからちょっと面白かったのが、こっちの仲間にはこういったごちゃごちゃした写真のほうが長野とかの田園風景より人気だったこと。こっちの鉄道仲間でも、日本は鉄道大国だという認識が広まっているからだろうか、やはりこれだけたくさん鉄道要素が詰まってるほうがおもしろいらしい。

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Zum vergrößern Bild antippen / Photo by: NITS-Center

札幌駅に戻り、見たい車両に会えるか賭けてみた。そう、785系が見たかったのさ。北海道の車両で個人的には一番デザインが刺さるので、一度は自分の目でも見てみたかった。789系と共通運用のため、出会えるかは運次第。無事に会えました。

いいですね、このフォルム。ライトの位置的にはEUの基準も満たしてるからドイツでも走れるね。2両目と3両目の間の中間化改造された頭もちゃんと記録できたので大いに満足。

本線系統は十分楽しんだので、今度は市電へ。復刻塗装に出会えたりしないかなぁなんて思ったりしながらこちらも賭けに出てみる。

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復 刻 塗 装 に 会 え た よ ( 爆 速 フ ラ グ 回 収 )

電停で位置情報を見てたら何か怪しい回送車が表示されていたので、賭けに出て途中の電停で降りてみた。遠くからも見える銀色の帯、近づいてくる他の240型とは違う緑色。まさかで貸切走行中の243に出会えました。この渋いカラーリング、昔ながらのフォルム、本当に2023年か?

この日はここでしか撮影できなかったものの、引退前に見ることができただけで私は十分満足。今のところ賭け2つとも当ててますからね☆このあとは街の作りを分析しながら市電を一周。あれ、街の観光は?夕方にはまた二人と合流して夕飯。

翌日、函館に行く前の朝型。もう一度記録できないかなと大通りへ直行。地下から階段を上った瞬間、目の前に243。カメラの準備も間に合ったものの、少し曇ってしまい納得いかず。

まだ時間があるしと思って、もう一回回ってくるまで待機。その間にほかの車両も軽く記録。

構造上の問題なんだろうけど、シリウスの扉と進行方向の運転席の間のデットスペース、かなりもったいないなと思ってしまった。どうすることもできないとは思いますけれども。

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さて、およそ1時間後。ようやく一周してきた243とともに、雲も消えたのでいい具合に記録完了。私が札幌を後にする最後の良き記録にもなったし、次回来る頃にはいなくなっているであろう243号の良い記録にもなったかな。

...あれ、特急の出発時間じゃね?

大急ぎで地下のコンコースを抜けて札幌駅へ。床がタイル調なもんだから、スーツケースの車輪がいいリズムで響き渡る。そんなことを気にしてる暇はないはずですが、どうにか駅弁も買えるくらいの余裕をもって乗り込むことができました。

北海道には路面電車がもう一本あるので、そちらを記録せずに本州に戻るわけには行かない。そんな理由(?)で向かった函館withなぜかついてきた由乃ちゃんは次回のパートにてご紹介。