ニュルンベルグ
ドイツで最初の鉄道が開通したことでも知られる歴史ある街、ニュルンベルグ。冬場になるとクリスマスマーケットで賑わう街ですが、他にも見所が多くあります。
隣町のフュルトとニュルンベルグを結ぶ線路がドイツで最初の鉄道でした。現在では当時最初に走った列車のレプリカが不定期に動いているDB博物館の本拠地でもあり、鉄道にかなりゆかりのある町となっています。
旧市街は堀と城壁に囲まれており、中央駅を出てすぐの部分は堀の部分を自動運転の地下鉄が走ったりと面白い構造になっております。
旧市街の中でも一段と面白いのが中央駅に一番近いFrauentorzwinger(フラウエントアツヴィンガー)で、狭い囲いの中に各種の職人小屋が密集しています。
ニュルンベルグの街は特にクリスマスマーケット(クリストキンドルマルクト)で有名ですが、レーブクーヘン(ジンジャーブレッド)で有名なSchmidtも市内にお店があり、限定販売のアソートなどもございます。冬場のお土産にはもってこいですね。
中央駅より南東の広大なエリアに、旧ナチ党党大会会場(Reichsparteitaggelände)の一部が残っており、現在でも議会ホールなどをはじめ複数の記録が残っています。
おすすめ見どころ紹介
中央駅から徒歩7分ほどのところに、Mautkeller(マウトケラー)というおすすめのドイツ料理店があります。こちらではビールも現地で醸造しており、フランケン地方の郷土料理を注文することができます。
おもちゃ博物館など、少し変わった博物館も多くあるので、博物館めぐりなどでも一日があっという間に過ぎそうですね。ドイツの3か所に分散しているDB博物館の本拠地となる最大の面積を持つ会場も中央駅から徒歩10分ほどで着き、ショップでは実際に使われていたパーツを始め沢山の鉄道関連のグッズなども販売しています。
クリスマスシーズンになると、旧型市電を利用してグリューワイン市電(ホットワイン)が運行されます。旧市街の城壁周りを一周するコースで、ほろ酔い気分でイルミネーションを楽しむことができます。
市内の交通手段
市内はS-Bahn、地下鉄、市電とバスが高頻度で運行されております。特にU2及びU3号線はドイツ国内では唯一の全自動運転で動く地下鉄です。車両によっては運転席も付いていないので、前面展望と後方展望が可能です。路線の大部分が近く間ではありますが、一度運転手になった気分を楽しむのもありかもしれませんね。
交通アクセス
各地よりICやICEのほかにも、RBやREが走っております。主な路線の時刻表は以下のとおりです(すべての路線ではありません)。路線番号にクリックすると各運行会社のダイヤページに飛びます。
RE1: Nürnberg - Ingolstadt - München
RE10: Nürnberg - Fürth - Würzburg
RE20: Nürnberg - Fürth - Bamberg - Schweinfurt - Würzburg
RE30/RE31: Nürnberg - Fürth - Pegnitz - Bayreuth / Hof
RE42: Nürnberg - Fürth - Bamberg - Jena Paradies - Leipzig
RE50: Nürnberg - Regensburg - Landshut - München
RE90: Nürnberg - Heilbronn - Crailsheim - Stuttgart