デンマーク、スウェーデンと徐々に北上する中、いざノルウェーへ。到着直後から、またもや奇跡を起こしまくる2025年9月29日から10月1日のブログ。

4日目・Karlstad - Oslo

On board: X2 621 (SJ) Karlstad C - Oslo S

朝一番の列車でオスロへ向かいます。直行便は便利ですね。鉄路でスウェーデンとノルウェーの国境を超えるルートは4つあり、そのうち最北端はナルヴィク行きですが、南方の二つは主にオスロ方面へ向かう主要ルートとなります。ヨーテボリから直行すれば最南端のルートですが、今回は2番目のルートで行きます。初めて通る路線なのでまだ見たことのない景色が楽しめるのはいいですね。

そしてSJでは1等車は基本的に高いのに、なぜかこの国境を超える便は比較的安かったので、もちろんそちらに。

出発時には曇り空だったのに、数分後には綺麗な青空。自然豊かな土地を駆け抜けていくので、景色の移り変わりが楽しいですね。思った以上に水辺に近いところ(これより近く、線路のすぐ隣と言っても過言では無いレベル)を通っていたりするので、車窓を眺めている分には千と千尋な気分(多分外から見たらそうでもない)。

そして1等車は快適ですね。あまり乗車していなかったのもあってか、かなり開放的に感じました。X55型、乗車するのは今回が初めてでしたが、かなり安定した走行で乗り心地最高。寝れる。

1等車は朝方に乗車すると無料で朝食が提供されるんですよ。パンにチーズやジャム、リンゴジュースとヨーグルトがボックスに入って提供されます。

コーヒーも別途でいただきました。ところでりんごジュース、皆さんはどれだかわかりましたか? そうです、ジャムの後ろに隠れているボックスの真ん中の大きいカップです。初見、リンゴのムースかと思ってヨーグルトに入れかけた...

ちなみにブルーベリージャムはドイツの物でした。ここで再会しなくていいんだよ。

1等車は基本的にデンマークと似たような感じで、コーヒーと水がフリードリンクとして提供されます。提供というかセルフサービス?

ティーパックも置いてありますが、私が乗車したときにはお湯のポットが無かったような...もしかしてコーヒーに入れるのか?

乗車されている方もマナーよく利用されていたので、最後まで綺麗なカウンターが保たれていました。ドイツでは無理だろうなぁ...

さて、2時間半もあっという間に過ぎて、オスロに到着でございます。

初手に撮る車両がこんなのでいいんでしょうか。

GoAhead君、いくらもう新規入札に参加しないからってさ...連結器のカバーも外れているので、動物と衝突したと思われるとは言いつつも。まあ、運休するよりはマシなのか。

さて、オスロに到着したということは、あの人と合流するということです。そうです、我らがNITStrainノルウェー支部のちりめんじゃこ君です。毎度の如くお世話になってます、今回も宿泊させていただきまして。

なお、彼にとっても私が来ることは一つだけメリットがありまして。なんと私、訳の分からない列車を召喚することが得意なんですよね。試しに実践してみましょう。

場所を中央駅からGrorud駅に移すだけでほら、ダイヤに掲載されていない保線列車が来た。

ノルウェーの貨物列車や保線列車はものによってはダイヤが公開され、列車番号もリアルタイム情報も見ることができるんです。

ただ、こんな感じに掲載されていないものも来ることがあるんですよね。初手から私は盛り上がってます。

連続してなにか来ましたね。

こちらは事前情報があったので通過時間は大体把握していたのですが、車両は何が来るか分からないのでびっくり箱みたいなもんですよね。

さて、こちらの駅は少し歩いたところに車庫があるのでそちらへ行ってみることに。

フェンスが高いので、あまりきれいに撮ることは叶いませんでしたが72型の更新車と92型の廃車体が記録できました。

72型、実は更新プログラムを中止してしまっているので、おそらくこちらの第25編成だけで見納めなんですよね。そして更新したこの編成も機器類の更新がボロボロな状態で返却されたため本線に出すこともできないらしく、このまま部品取りになるとか。ほかの編成とは異なる姿をしている72型を見るならもうここしかないでしょうね...

そして一時期はウクライナ譲渡の話があった92型。この後スクラップになるんでしょうか、私が記録できるのはこれが最後かな。

さて、場所を移動して午後のラッシュ便を。

ラッシュ増発便にRx11という系統があるのですが、そのうち3往復が70型が入る可能性のある運用となります。訪問前から常に確認していたのですが、1本動くか皆無かのどちらかの日々が続く中、なんと訪問時には3本とも運用に入っている奇跡。ありがたいですね。

こちらの車両はETCS改造を受けないことにより、近いうちにオスロ中心部への入線は無くなる可能性が高く、今のうちに記録しておくべき車両の一つでしょう。郊外で活躍する可能性があるとはいえ、何も公言されていないのでどうなることやら。

んで、14編成君、君の行先方向幕はどこへ行ったのかね。

ドイツで見かける顔とは異なるけれども、同じシリーズ扱いのStadlerのFlirt2。前回の最後の方にも登場している75型ですね。

未だにどのアングルで撮ればかっこよく映るのかがいまいちつかめず、毎度ただの記録になってしまう。今回も紅葉と合わせて撮ろうとしたところ、車体のダークグレーによって右のほうのコントラストが微妙になり、あまりバランスがよろしくない一枚が誕生してしまった。

鉄道撮影って、難しい。

5日目・Oslo / Lillestrøm

朝から微妙な天気だったのだが、いざ駅についてみると綺麗なダブルレインボー。

カメラのレンズを変えている間に列車が入線してしまったので微妙な位置から一枚だけ。広角レンズにしたのに両端が切れているくらい大きい虹でしたよ。

さて、地下鉄で中央駅へ移動。

中央駅について、70型の運用を待ち構えるのであった。

当駅終着の便だったので、このまま入庫待ち。Stavanger行きの表示なんて何年ぶりなんでしょうかね、行かないですけど。到着から車庫に入る間の幕回しの一コマでした。

この日は事前に調べていた時刻表的にも、午前中にはあまり面白いものは無さそうだったので今まで訪問していなかった地域を見て回ることに。

というわけで、見送ってからLillestrømへ移動です。

フランクフルトでもこの巨人がいますが、なんとここでも鉄道と絡めて撮影できるんですね。いろいろな角度を試しつつ、如何にハンマー男を絵にするか悩みましたが...結局はベストポジションはここでしたね。あいにく線路に向かって撮影するとなると、逆光になってしまうのでなかなか難しい。

さて、北欧名物(?)丸太輸送。

色々な会社が行なっている中、Hectorrailの貨物がやってきました。 本当は有効長の都合でこれより先に行ってから方向転換をするはずだったのが、どうやらこの駅でゴリ押しで機関車を付け替える様子。立ってたのがここでよかった…おかげで出発まで見届けることができました。

L1号線で一駅移動。ノルウェーの鉄道発祥の地とも言われるSagdalenの記念広場を手前に、現在の路線を撮影。72型もあとどれだけ長く運転されるんでしょうかねぇ。

オスロ市内へ戻り、トラムの撮影へ。

この日は中央駅前の線路工事のため、普段は使われない短絡線を使った迂回運転が行われました。12号線は終点の方でも工事のため、普段は見られない行き先で運転。

それにしてもSL18型だらけですね。この時点で旧型車両は定期運行を終了しているので当たり前と言えど、今までの滞在ではここまで多くなかったからまだ見慣れないというか。

なんでこうなった?????

駅の案内板バグの事例、色々と見てきましたがこれは初。裏側は通常だったんですけれどもね、そしてただ上下逆ってだけでちゃんと稼働してましたからね。

さて、ブログの最初の方を思い出してください。

オスロ到着早々に欠けた73型がいましたね。 なんとダクトテープ補修で運用に復帰してました。ここまでのテープ補修も初めて見たかもしれん。

Lillestrømに戻って、丸太貨物をもう一本待つ。

ノルウェーは貨物もリアルタイム情報をほぼ信号場単位で確認できるので便利。ただ確認したところ少々遅れている様子。

他の列車も記録してみる。空港特急のFlytogetは通過列車だとかなり高速で駆け抜けていくので、いい流し撮りの練習になりますね。

丸太貨物を待っていたら、なんかきた。

明らかに丸太じゃないけど、事前の情報にないものが来た。 まさかここでDi8の本線走行を見れるとはねぇ。

にしてもなんだこれ。

本来の丸太貨物のスジに乗って来たんだが。 (どうやら故障していた編成の救援だったようです)

ようやく狙っていた丸太貨物が来た。

牽引気はRc…と見せかけて車輪の大きさやモーター出力の異なるRm型。前後でパンタグラフが異なるのもいいですね。

そして運行会社は例のTågab。先日はどうもお世話になりました。

もうこの時点で満足だったんですけど、もう一本来るということでちょっと待ってみることに。

なんだこれ。

Rcの重連はまだ分かるが、3両目にTMZがついてるんだが、しかもエンジン回ってるんだが。電気+電気+ディーゼルの3重連ってか?

この日は本当になんだこれの多い日でした。なんだこれ。

6日目・Ski - Oslo - Larvik

Ski駅にちゃんと行ったことがなかったので立ち寄ってみることに。

高速線が開通するときに大幅に工事が行われたこの駅。屋根の造形は確かに特徴的ではあるものの、ノルウェーの気候に合っていないような…撮れる画角は面白いんですけれども。

はて、前日に続きここにもまた不思議なモニターが。

最近のノルウェー、なんか整備が追いついていない印象…それにしてもブルスクリーンではなくレッドスクリーンとは、なかなか珍しいような。

街中へ行き、Majorstuen駅の変化を記録。

以前までの訪問時とは異なり、ホーム間の折り返し設備が撤去されたり線路形状が直線化されるなど大きく変わってしまった駅です。

以前の記録と比較してみる。左奥の建物も撤去されていたりするので、だいぶ印象が異なるかと。

こうやって異国のビフォーアフターを撮れるのもなかなか興味深いものがありますよね。

せっかくなので、リニューアルされたオスロ市電博物館にも立ち寄らせていただきました。

世界各地の鉄道系博物館の中でも、おそらくあまりサンプルのない馬の剥製。この博物館のマスコットキャラクターにするとかしないとか…

そしてとさでんのオスロ号としてもお馴染みの車両の本家。

そうですよ、本来の運転席はこっち側なんですよ。とさでんにいる車両は改造されすぎて原型とはだいぶ異なるので、ぜひとも実物を見に来てください。

さて、オスロを離れて南西のラルヴィクへ。

こちらからデンマークへ渡るフェリーが出ているのですが、出発が朝早いので前泊することに。 Rx11の運転区間でもあり、この日も70型が3運用に使用されたので撮影祭り。あいにくの天気だったので、まずは濡れないホテルの部屋から一枚。

雨が上がると同時に外に出て、次の70型を待ち構える。来たのは前照灯が欠けた70-14。先日までは普通に点いてたよね?! ホーム上は水溜まりだらけだったので、反射を活かしたく撮った一枚。だいぶ暗い仕上がりになってしまったものの、いい思い出ですよ。

再度撮影地を変え、次の列車のテール部分を流し撮り。背景の煉瓦造りの工場がいいコントラストになってくれました。

70型、次回訪問時にはまだオスロに入線してくる路線で活躍しているんでしょうかねぇ。

夕飯を求めて買い物に行くついでに記録した74型。基本的にこの画角で撮ることがなかったので、初の試みながらもなかなかいい感じに収まった気がする。

港町のラルヴィク。

天候が荒れまくってましたが、騒がしくなく忙しくなく、ゆったりとした雰囲気を楽しむことができました。どこかに隠れ住むならここだな。