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Frankfurt M-Wagen
Frankfurt M-Wagen (Mt-Wagen) 基本情報 輸送力増強のために導入されたM型は、フランクフルト市電史上初の連接車両となる、後に登場する連接型車両の基礎ともなる形式。改造によっては郊外路線でも活躍したほか、地下鉄としても走行した経歴がある。
Frankfurt L-Wagen
Frankfurt L-Wagen 基本情報 戦前の車両を置き換えるとともに輸送力増強のために導入されたL型。のちのDüwagのスタンダードになるGroßraumwagenシリーズの初期の車両で、フランクフルトでは最初の4軸車でもある。
Frankfurt U2-Wagen
Frankfurt U2-Wagen 基本情報 初期のころから長年にわたってフランクフルトの地下鉄を支えてきたU2型。フランクフルト向けに計104本製造された当形式は、優れた性能で大きな成功例と評価され、カナダやアメリカなどにも輸出された。フランクフルトでは現役は引退したものの、現在でも保存会が行うイベントなどで乗車したり動く姿を見ることができる。
Frankfurt U3-Wagen
Frankfurt U3-Wagen 基本情報 主にU4号線で活躍したU3型は、フランクフルト地下鉄でもひときわ目立つ異端児。27編成と少ないながらも、チョッパー制御などの新たな装備で存在感を示した形式。
BR554 (iLINT)
BR554 (iLINT) 基本情報 通称「iLINT」と呼ばれるBR554は、Alstom製の初の水素車両となる。既存のLINTプラットホームをベースに、エネルギー源を変えたものとなる。現在製造された水素車両では世界で最も数の多いファミリーとなる。量産先行車でもあるプロトタイプの2編成はBR654ではあるが、こちらにて紹介する。
BR609.0 (LHB VT 2E)
BR609.0 (LHB VT 2E) 基本情報 通称「VT 2E」と呼ばれるユニット気動車は、1976年から1993年にかけてLinke-Hofmann-Busch (LHB/現Alstom)で67編成製造された。当形式のライセンス車として、オーストリーのSimmering-Graz-Pauker(SGP)製のVT70が挙げられる。2020年代前半まで走行しているが、予備パーツ不足や車両構造による故障で徐々に置き換えが進んでいる。主にローカル線や末端区間での運用を中心に製造されたため、初期に製造された車両の最高速度は低めに設定されている。同時期に別の会社から製造された同様の車両としてはBR627/628やNE81などが挙げられる。特にBR628は性能が良く、挙げた3形式の中で最も優れていたため、NE81並びにVT2Eの製造数は比較的少数にとどまった。
Frankfurt U1-Wagen
Frankfurt U1-Wagen 基本情報 U1型は、フランクフルト地下鉄の原点でもあり、歴史を語るには欠かせない形式。2編成しか製造されなかったため、幻の地下鉄車両でもある。Düwagが既存の路面電車車両製造で培った経験を活かして製造したため、地下鉄車両というよりは大きな路面電車に近い部分が多い。