
2025年夏のダイヤ改正(2025/06/15~2025/12/13)
2025年6月から始まるドイツとノルウェーの新ダイヤの情報です。
当ページでは記事作成段階に公開されている地域の重要な変更点のみを投稿しております。ご利用の地区が見当たらない場合は、情報がまだ公開されていないか目立った変更がない場所となります。随時更新していくため、後日再度ご訪問いただいたうえでお確かめください。ドイツ全土にわたる細かいダイヤ変更などはさすがに取り上げることができないので、予めご了承ください。
リストアップされていない多くの路線において出発時刻の変更が行われている場合があります。ご利用の際には今一度各運行会社の公式ページにてご確認ください。当コンテンツの編集者は NITS-Center(ドイツ部門) / NITS-Norway(ノルウェー部門) です。
最終更新: 2025/06/13 20:00 (追記)
ドイツの長距離列車の主な変更点
座席予約の値段変更

長距離列車(ICE/IC)においての座席予約が値上げされます。
2等車は30ctアップの5.50€、1等車は40ctアップの6.90€となり、ファミリー予約が廃止されます。14歳以下の子供は、同伴者がいる場合引き続き無料で乗車可能です。
ICE: BR415の定期運用終了

7両編成の増結運用などで使用されている5両版のICE-Tが、ダイヤ改正をもって定期運用終了となります。ダイヤ改正後は増結運用が無くなるか、7両編成の増結となる予定です。
車両不足に伴い、ICE1694/1695の1往復にて運用が継続されることとなりました。
なお、7両版のBR411は引き続き運用継続する予定です。
IC: BR4010の定期運用終了

車両統一に伴い、電車編成のIC2ことKISSシリーズの6両編成版がダイヤ改正に引退となる予定です。国内の運用を含めスイス直通便は機関車牽引型のIC2に変更となります。4両編成版のBR4110はあと1年ほど残る予定です。
運用離脱後は、ÖBBに転属予定です。
ドイツの中距離列車の主な変更点
Düsseldorf / Köln: 長期運休や代走など

以下の路線にて変更があります。
・RE1、RE4、RE6の一部はDBによる代走運転となります。
・RE11は通常経路の運転を再開し、毎時Düsseldorfまで運行されます。
・RE35は旧型客車による代走運転となります。
・RE37は当面の間、運転を全面的に取りやめます。
Stuttgart: 車両運用の変更

RE8: Würzburg - Lauda - Heilbronn - Stuttgart
旧型客車の代走運用減少に向けて、新型車両による代走運用が行われます。ほとんどが新型に変わり、旧型客車による運用は3往復に減少する見込みです。
ドイツの近距離列車の主な変更点
Heidelberg: 資金不足に伴う減便

Heidelberg市の財政難に伴い、公共交通機関に回るはずの資金が不足するため、複数バス路線が区間廃止や減便となります。減便区間を補うため、21号線の経路が両方向とも中央駅経由と変わるほか、日曜日から木曜日は深夜運転を取りやめて23時台に終電となる予定です。
ドイツ・撮影者向け情報
一部形式の詳細な運用情報や固定運用ダイヤなどはこちらのページにて公開しております(ログインが必要です)。状況と変更に応じて定期的に更新しています。
ノルウェーの主な変更点
Drammen 工事終了に伴う変更

Drammen駅周辺の工事が終了するとともに、Sande方面のVestfoldbanenのトンネルが開業、高速化が図られます。開業は8月ごろを予定しています。
ノルウェー・撮影者向け情報
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