2023年夏のダイヤ改正(2023/06/11~2023/12/09)

2023年6月から始まるドイツの新ダイヤの情報です。

ドイツの長距離列車の主な変更点

価格変更・その他チケット関係の変更

2等車の座席指定料金が4.90€に上がります(ファミリーは9.80€)。また、Super Sparpreis / Sparpreis での1等車の利用時に座席指定が別途料金となります。
常時座席指定サービス(Dauerreservierung)が廃止されます。

一部列車の格上げ(IC→ICE)

Innsbruck-Dortmundを結ぶIC118とIC119 "Bodensee" はダイヤ改正とともにICEに格上げされます。座席数が増加するうえ、車内販売も開始されます。

新型ICEの運用範囲拡大

新型のICEneo追加導入により、一部列車の運用が旧型から新型に変わります。

デンマーク便は定員を増強

延期されていましたが、Hamburg - Kopenhagen 便はダイヤ改正とともに短いディーゼル車両から6両編成の客車列車に置き換わります。ダイヤ改正後にはデンマーク国鉄のVectronとドイツ鉄道のIC客車による客車列車となります。Hamburg - Aarhus 便は引き続きディーゼル車で運転されるようです。

Berlin-Hamm-Düsseldorf/Köln便の分割運用の一部廃止

毎時Hamm駅にてEssen-Düsseldorf便とHagen-Köln便の分割が行われていましたが、分割は2時間に一本に減らされ、分割しない列車が設定されます。停車時間が減少するほか、定員が増加となります。

Berlin-Warschauが6往復に

1往復が追加に設定され、上記路線を一日に6往復のECが走るようになります。

Frankfurt - Bordeaux 直行便が誕生

7月8日から8月26日の各土曜日に、上記ルートをMannheimとKarlsruhe経由で結ぶ列車が新設されます。

Konstanz行きのIC・ICE誕生

Schwarzwaldbahn経由のICとICEが期間限定で新規に設定されます。

ドイツの近距離列車の主な変更点

一部地域にて、列車の到着時刻や出発時刻の変更がある場合があります。