Kiel

キール市電(過去)・ライトレール計画(予定)

1985年に廃止されてしまった、ドイツ北部に位置する港町キールの市電。友人の画像提供により、当時の車両の一部を紹介。

Photo by: © R. Landa-Noël / for nits-train.com only

開業:  1881年7月8日
廃止:  1985年5月4日
総距離: 40km
軌間:  1100mm
路線数: 5路線

保存車両・過去の車両

Photo by: © R. Landa-Noël / for nits-train.com only
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T4 ER (Düwag)

動態保存

1953年から1958年に製造された片運転台の単車。重連運用などで使用された。12両が在籍し、1964年に半分ほどが付随車に改造された。1985年の市電廃止まで残った。241号車のみ保存されており、Schönberger Strand にて動態保存で残る。

最初の導入からわずか4年後となる1957年ごろから、241号車から252号車の12両は主に1号線にて単車で運用された。1号線の南区間は単線やガントレットなどが多く、Schulensee方面の狭い環境が伺える。1号線は4車線道路の建造計画に伴い、完全廃止の一足先に1967年に廃止されたため、上記の通り一部車両が付随車に改造された。それ以降は他の路線(主に4号線)にて重連運転を行うようになった。

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GT6 ER (Düwag)

現存無し

1960年から15編成が導入され、1985年の廃止まで残った。当時としてはスタンダードなクリームベースの赤茶色帯で製造されたが、全面広告を纏う車両も少なくは無かった。1編成のみ保存目的で1985年に譲渡されたものの、残念ながら現存しない。

キール市電向けに製造された連接車両はこの形式のみで、基本的には4号線のみで運転された。3号線に関してはHassee終点の狭い環境の都合上そもそも大型車両が入れず、この系列も例にもれず進入禁止区域だった。路線整備がされていたのが4号線だったほか、そもそも利用者数やアクセスの重要性は4号線がダントツだったため、一部運用には付随車両もつけて運転されていた。

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B2 ER (Uerdingen)

静態保存

1908年に B2 ZR として登場した付随車。元は扉が車両の両側についていたが、1964年に片側のみに改造された。廃止となる1985年まで残り、1両のみBraunschweigに譲渡された(現地では250号車を名乗る)。

単車の後ろに連結されることも多かったが、上記の通り連接車両の後ろにもつながれることもあった。1908年製造でありながらも、多少改造されつつ80年弱も運用に就いた車両は当時でもなかなかレア。

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その他

キールでしか見ることのできない車両なども多かったが、現存している車両は少ない。ほかの都市のトラムと比べると記録されている車両がそもそも少なく、当ホームページでしか見れない車両の画像もある。友人の画像提供と掲載許可に感謝。

1985年の市電廃止後は全路線がバスに置き換えられた。こちらの写真は置き換え直前となる市電廃止当日の記録。2016年よりライトレールとしての復活案が具体的に議論されはじめ、2026年現在の情報では2034年ごろの開業を目指している。